2009.06.13

こんちくしょうめ。

こういうことは、酔っぱらってしか書けない。明日の朝には消すかもしれない記事を、敢えて書く金曜の深夜。

友人からのメールで、彼女がどうやら精神的DVを受けていることを知る。本人は、夫から言われた言葉がどんなにひどいことかを理解していない。何を言われても自分のせいだ、と思い込んでいる。自分の性格がいけないのだ、と諦めている。長年の結婚生活が、そう思わせる方向へ導いているのに気づいていない。一種のマインドコントロール下にあると言っていい。

中学から大学まで、同じ教育を受けた友人である。25年来のつきあいだ。その人格を、どこのボンだか知らないが、そこらの男風情に全否定されてなるものか。

離婚を、一足飛びに勧めてしまいたい。けれど、それはたぶん本人が承諾しない。それだけ、精神的な支配下にある。でも、このままでは子供たちがもっと大きくなったときに、父親と結託して彼女をさいなむ存在になる。その前に、彼女と子供たちとの信頼関係を守るために、父親と引き離さねばならない。

わたしに何が出来る?

市にはDV相談の窓口があるが、赤の他人の話は聞いてくれるだろうか。とりあえず、電話をしてみるほかない。共通の友人にも相談するべきか。それとも、あまり話を広げないほうがいいのか……どうしたらいい?

どうして彼女が、こんな目に遭わねばならないのか。あんな男と結婚したのがいけないのか。祝福したわたしたちも、間違っていたのかもしれない。交際している頃から、兆候は見えていたのだ。

ちくしょうめ。
ああもう。

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あらやだ。

前回、外出先からの中途半端な更新のあと、あっという間に二週間近く経っていた。こんなことだから、あっという間に子供が二歳を過ぎるはずだ。

aunさん、ひどりがも。さん、コメントありがとうございました。ご心配くださったかと思います。申し訳ありません。これからお返事いたします。

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2009.05.30

上京、再び。

打合せで再び上京する。今度は都心を突き抜けて海の間近まで。

前回より鼻息はおとなしめだが、やっぱりトーキョーには興奮する。車窓に張りつき、わあ、シブヤだシブヤだ。きゃーオオサキよお(←?)。心でこっそり叫んでいる。ダッコちゃん(娘)と夫は仲良く留守番だ。

無事に仕事が片付き、帰りに阿修羅展でも覗こうかと思っていたらどえらい込みようだとか。平日の雨の夕方でも入場に30分待ち、阿修羅像の周りの人垣は強固でちっとも近づけず、上半身がかろうじて拝めるのみ……と聞けば、諦めるほかない。これなら奈良にお還りになったところを訪ねたほうが、よっぽど疲れない。

せっかく娘を見てもらってるのに、まっすぐ帰るのももったいないかな。ん~どうしよう。と迷いながら、いまは下り電車のなか。あ、もうじき乗り換え駅だ。どーしよ~。

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2009.05.28

死に方の問題。

知り合いの知り合いが、がんで亡くなった。もう半年以上前のことらしいが、栗本薫死去のニュースが流れたきょう、偶然に知った。さらに偶然なことに、きょうはほぼ一日、仕事でがん患者の闘病記を読んでいた。さすがに、いろんなことが頭をよぎる。

わたしの血縁者では、がんで死んだのは1人だけかな。ちょっと数えてみる。

胃がん。
脳卒中。
自殺。
交通事故。
心筋梗塞。
老衰(パーキンソン病持ち)。

祖父母以下の近親者は、父を含め6人が鬼籍に入っている。6人が6人とも違う死因なのが、あらあら、妙といえば妙。

夫のほうは、がん家系らしい。本人はそれをいたく気にしていて、だから軽い健康オタクである。口に入れるものにも気を遣うし、週に一度のジム通いはたぶんもう15年以上続けている。長生きしてほしい。

わたしは、どうやって死ぬんだろう。周囲の旅だった人たちはみな予告もなく逝ってしまったので、わたしはせめて身辺の整理をしてから死ねるといいなあ、なんて漠然と思っている。娘にはあんまり苦労をかけないようにしたいな。

そうだ、夫に言いのこしておかなければ。
わたしが先に死んだ場合。娘がまだ母親の必要な年であれば、躊躇なく再婚すること。相手は誰でも、あなたの選んだ人なら、大丈夫です。

しかし、いまのところ元気なわたしが、こういうことを考えるのは傲慢なんだろか。がん患者の、現在進行形の闘病記を読むと、そんなことも考えてしまう。わたしは、ちゃんと生きてるだろうか。ちゃんと生きるってことは、ちゃんと死と対峙するってことじゃなかろうか。

あーもう。こんなことぐちゃぐちゃ考え始めてしまうから、今回のこの仕事は、停滞しがち。プロなら自分を勘定に入れずに、淡々と書きなさい。わかってる。わかってるんだけど……駄目だね、きょうのわたし。

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2009.05.27

肉が。

連休中に撮ったビデオを見て愕然とする。

だれだこのオバサンは。どうしてうちの娘と手をつないで歩いているんだ。肩も背中も丸く、髪はなんのおもしろみもないひっつめで、歩き方までのっそりとした、見るからに中年の、どう見てもぱっとしない、なーんだ、あたしかこれ。

産後2年までは、パラダイスだった。人生で初めて、食べ過ぎを気にすることなく旺盛に食べることができた。食べても食べても、まるで太らない。むしろ1日5食きちんととらなければ、ふらついて娘を落としそうになるほどだった。

母乳育児、万歳。過剰なカロリーは、すべて娘が吸い取ってくれていたのである。生ける脂肪吸引器とひそかに呼んでいたのだが、さすがに2歳を過ぎて、吸い付くことは吸い付くが、わたしのほうの乳の出が悪くなってきたらしい。現在は、栄養摂取ではなく精神安定のために飲んでいるようだ。

当然、とりすぎた分は我が身につく。いつかそうなるとは思っていたが、こんなにじわじわ進行していたとは知らぬが仏、まだ手遅れではない、とつぶやきつつ、このところそういえばなんだか余ってきたような気がしていた腹の肉などさすってみる。

しみじみ、年をとったものだ。以前は、体重が増えるときは全体に張りがある太り方をしていたのだが、いま裸身を鏡に映すと気になるのは、腕、肩、下腹だ。そのほかは、むしろ貧弱。おっぱいなど、吸われ吸われてすっかり遠くへ行ってしまった。かつてふっくらつやつや盛り上がっていたあたりには、ごつごつした肋骨が数本見えるのみである。なるほどこれが中年体型の初期段階か。

2日ほどじっくり考えて出した目標は、とりあえず現状維持。少々腰回りの恰幅がよくても、それはそれで悪くない。そのうえで、背中を丸めてしょんぼりとした姿勢を矯正すること。堂々と胸をはって、颯爽とした四十歳になること。

自分と、娘のために。
すてきな母さん、外見も大切です。

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おっぱいに人格が付与された夜。

寝かしつけの前、きょう最後のおっぱいを飲ませながらの会話。

****

——あしたは保育園だよ〜。

「ん」(口を離さず、のどで返事)

——保育園、好き?

「ん」

——先生は、優しい?

「ん」

——先生、怒ることある?

「……んんん、(口を離して)ないよう。おかあさんだけ、おこるの」

——えー。お母さん、そんなに怒らないよ。

「せんせいのほうが、やさしい。おこらないの」

——そっかー……そう、よかったね。

「おとうさんも、やさしいの。おとうさん、おこらないの。おこるの、おかあさんだけ」

——……わかったよ……なんか、がっくりだ……うん、がっくり。あーあ……

「……おかあさんも、やさしいときある。おっぱいさん、おやすみなさい。ちゅ」

****

半ば本気で落ちこんでいたら、2歳児に気を遣われてしまった。しかし、「おかあさん」にではなく「おっぱいさん」に、おやすみのちゅ。

なんというか。こう。

切ないねえ、おっぱいさん。

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2009.05.25

パーフェクトな一日。

この理想的な一日は、どうだ。

07:00 起床
07:30 朝食
08:00 身支度・洗濯
09:00 掃除
10:00 おやつ
11:30 昼食
13:10 昼寝
15:30 おやつ
18:00 夕食
19:00 入浴
20:30 就寝

あれ? こうしてみると、なんだか一日食っちゃ寝ですごく楽そうだ。違うのよ。食事とおやつ、寝かしつけの間以外は、ほとんどこまごまと動いていたの。食事だって、自分はがががとかっこんで、あとは娘の世話をしてるのよ〜。

まあ、いい。欲を言えば、もう少し早起きできるともっと素晴らしかった。午前中に外遊びができたはずだ。また、身支度と朝食の順序が逆だが、朝ご飯を急く娘に責任がある。

普段この通りにいかないのは、ひとえに娘のせいである。と、さらに自分の怠慢を棚に上げる母である。でもでもだって、いつもは着替え&おむつ替えに小一時間かかったりするんだもん。娘、反抗期まっただ中なんだもん。

きょうは、娘とうまくやれた。いつもの「いやいやさん」が顔を出すこともないではなかったが、たぶんわたしが、うまくかわせたのだろう。週末の上機嫌が続いている。娘は、わたしの心をよく映す鏡だ。親の機嫌をうかがうような子にはさせてはならない。すでにその傾向が出始めてるのだろうか。気をつけないと。

明日も明後日も明明後日も、ずーっと、こんな日が続きますように。え? 目標が低すぎる? 外遊びはどうしたって? これじゃ引きこもりだよ、って、そういう本当のことを言う人は、お引き取りくださいますように。いまは、これで精一杯。

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2009.05.24

こういう日もなくっちゃあ。

一年ぶりに、髪を切った。なんですって、一年ぶり? ちょっと聞いた奥さん。あらあらひどいわねえ。そんなに長いことなにをしてたのかしら、そういえばあの人、最近ひっつめてばっかりで、なんだか所帯じみてたのよねえ、まさか一年もほったらかしてたなんてねえ。

……いや、女の場合、ある程度の長さがあると、そうちょくちょく散髪せずともよくなるのである。そう後ろ指さされるほどのことでもない。とはいえ、かなりの「もっさりさん」になっていたので、切りどきではあった。

さっぱりしただけではない。わたしはいま、人生最高の、女らしい髪型になっている。だって、両サイドの顎の下、ほとんど縦ロールなんですもの。ほほほほほ。いつまでもひっつめてると思うなよ。

とまあ、ちょっとおかしなテンションになるほど、きょうは気分がよろしい。

折しも、調神社では月例の骨董市がたち、ユザワヤ横の広場では古本市が開かれ、ああきょうの浦和はふるもの日和。そしてわたしは自由! ダッコちゃん(娘)は夫に託して、夕方まで軽やかに自由なの!

骨董市で手ぬぐい4枚、古本市では津田左右吉をそれぞれ買って、娘のためにはアンパンマンのガチャガチャを3回、しめて1300円という駄菓子屋級の娯楽を思い切り楽しむ。この、ささやかさ。でも、これがいいのよ〜。

美容院ではパーマとカラーの待ち時間に、たっぷり本を読むことができた。先日、都内の打合せにもっていって結局読めなかった北村薫。

全部は無理だったけれど、半分、読んだ。あんなに集中して読めたの久しぶりで、なんだかそれだけで泣きそうになる。そのうえ、おもしろいんだもの。いいなあ、こんな先生に、教わってみたかった。人生、確実に変わってただろうな。

……残りの半分は、いつ読めるだろう……てなことを考えると気分がしぼんでしまうので、きょうのところはこのまま寝るに限ります。よし、充電完了だ!

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2009.05.23

パンで酒飲む。

最近我が家で流行っているのは、パンを肴にワインを飲む、簡易飲み会である。

パンは、夫が会社帰りに買ってくる。チーズやベーコンを使ったもの、塩味のバゲット、ドイツパンなど種類はさまざまで、いまはどんなパンがうちの好みか、試している段階だ。

適当にスライスして、適当にトーストして、囓る。適当な安ワインを飲む。この、気軽なところがよい。準備から終了まで、30分で終わる飲み会。たいていは金曜の深夜に開催され、歯も磨かずにそのまま寝る。ああ、背徳ってこういうことかしら。

蕎麦で日本酒、というのも好きだけれど、あれは準備を念入りにしたほうが楽しめる。準備そのものも楽しいからそれはそれでいいのだけれど、こちらはやはりその軽やかさがよろしい。

そうか、パンってワインを飲むためにあったんだ、などとよくわからないことを呟きつつ、じつはいま、最高に気分のいいところ。夫はソファで寝てしまった。

あすになったら恥ずかしくてこのエントリを消すのかな。久しぶりに、手放しで気持のいい、真夜中ど真ん中。

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孫息子。

「まごむすめ」という言葉はある。
しかし、「まごむすこ」には、違和感がある。

NHK「おかあさんといっしょ」、人形劇のキャラクター紹介のページに、それぞれこうあった。

> 雷神の孫息子。
> 水神の孫娘。
> 風神の孫息子。

うーん、やだなあこれ。

「まご」は、英語でいうところの「man=男=人間」と同じなんだろうか。それで、昔の人はわざわざ「まごむすめ」という言い方をしたのかな。そして、現代の人は「それって差別っぽくない?」ってことで「まごむすこ」という言葉を発明したのだろうか。それとも、何が何でも性別をつけたい他言語の直訳語? いや、憶測ばかりでごめんなさい。

ニッコクさんで調べてみた。「まごむすめ」という項目はあるが、「まごむすこ」はなかった。そうだろうな。

「むすめ」には「女の子、若い女」という意味があるが、「むすこ」のほうはそれに対応する意味がない。あくまで、「続柄:子、性別:男」というだけの言葉である。「まごむすめ」は「続柄としては孫にあたる女の子」だが、「まごむすこ」は、強いていえば「続柄は孫で、さらにセガレでもある」とでもいうようなおかしなことになる。

「まご」と「まごむすめ」を併用するのが嫌で「まごむすこ」なんてのを使うくらいなら、どちらも「まご」にしとけばよかったんじゃなかろうか。NHKのサイト制作者がどういう意図をもって「孫息子」と書いたかはわからないが、結果として、わたしにはものすごく無駄な男女平等に見えてしまった。

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«何を身につけるか、ということ。